競馬における一口馬主という楽しみ方(シルクホースクラブ)
え~、今日も一日頑張りすぎず頑張ろう。ハーツです。
安易に競馬そのものを語ろうとすると
おそらく一般的な競馬ファンからも引かれてしまうレベルでマニアックな方向に
熱くなりすぎる恐れがあるので、
そこについてはまた別の機会に。
今回は自分にとってのリバプールと同じくもう一つの生活軸として存在する
「一口馬主」 という楽しみ方について、
簡単な紹介を兼ねて書き記しておく。
そもそも一口馬主とはなんぞ?
一口馬主(ひとくちうまぬし、ひとくちばぬし)とは、日本において、競走馬に対し小口に分割された持分を通じて出資をする者のことである。匿名組合契約が利用されており、
簡単に言うと、様々なクラブ法人を介して馬主資格を持たない一般ぴーぽーでも疑似的な馬主体験ができるよ!っていうシステムのこと。
今の日本ではだいたい年間7000頭程度の競走馬生産が行われていて、
これは10000頭ほど生産されていた頃から比べれば完全にピークアウトしているわけだけど、主に中小が減少していて大手への一極化が進んできている結果でもあり
いわゆる社台グループが他の追随を許さず圧倒的なシェアを長年キープしながら更に成長を続けている状態だったりする。
単純な資金力から人間力から何から何までとにかく圧倒的すぎるわけだが、そんな彼らが特に近年力を注いでいるのが一口馬主、クラブ馬主というやつです。
(去年現地観戦に行った競馬の祭典日本ダービー。ここを制したのも社台グループのクラブ所属馬だった)
ハーツが実際に入会しているクラブ法人、出資馬たち
競走馬の生産界にとっては「買い手」に困らないことが重要なわけ。
なんせ一発うん百万、1000万以上! なんて種馬がごろごろしていて
セリに出せば億を軽く超えてくるような煌びやかな血統馬が溢れてきていて、
これは主に上記した社台グループがアメリカから導入した
サンデーサイレンスという不世出の大種牡馬の血が広まるにしたがい
惜しみない投資を繰り返す中で目立ってきた。
こうなると、さすがにごく一部の富裕層だけでは持ちきれない。支えきれない。ともなるわけで、
そこで生産界はクラブ馬主という制度を利用して販路を拡大させにきた。
おかげさまで自分のような単なる社畜でも馬主様のような競馬の楽しみ方を
させていただけるわけで、ありがたい限りである。
この一口馬主制度の一番面白いところは、
学生やフリーター、主婦に果てはニートと、どこぞの会社のお偉いさんやボンボン、医者やら弁護士やらみたいなステータスの老若男女が
同じ1頭の馬の出資者というコミュ内で入り混じって同じ様に愛馬を応援してたりするところw
最近はソシャゲなんかでもこういう面白いコミュニティ形成があったりして
今世はほんとどこにでもカオスが渦巻いておりますねえ。
自分は今シルクホースクラブ をメインにクラブライフを楽しんでおり
出資馬も気が付けば20頭ほどの大所帯化してきております。
ざっと今こんな感じ。
今後はもちろん自分の出資している愛馬たちの応援もたくさん書き記していくけれど
ちょうどよくそろそろシルクホースクラブの今年度の募集が始まるから
そこへ向けてのもっとディープな記事もいろいろと残しながら
はてなブログの書き方に慣れていきたいと思う。
(写真はすべて自分で撮影したやつ。カメラそのものも楽しいし、サラブレッドをファインダー越しに写すとその美しさにまたあらためて酔いしれちゃうね)