楽しいカオスを作るのは、楽じゃない

リバプールFCに狂い、サラブレッドを愛し一口馬主で悪戦苦闘するオタクが、今世のカオスに身を沈めながら「みんなもこっちに来いよ」と足を引っ張りたがるブログ

シルクホースクラブ2018年1歳馬募集オーラス 1次の結果と出資確定馬のご紹介&2次募集へ向けて

さて、僕個人の今年の1次募集結果です。

はいドーン!

 

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以上2頭を無事獲得!

なんとベッラレイアも実績枠で確保できるという嬉しい誤算。

迷いに迷った結果、今年は全部1口ずつでの申し込みにしたんだけど

こうなるとしょうがないとはいえリアアントニアを今年も逃した(2年連続抽選負け)のは痛い。ベッラレイアもハナから死票だと思ってたからなあ。

予算が余ったので2次もどれかには申し込む予定。そちらの検討はあとで。

以下、色々と今年のシルク1次募集を振り返っておこう。

 

 

まずは数字データの備忘録。最終口数と各馬実績ボーダー。

[抽選となりました募集馬の必要出資実績(単位:円)]
1.モシーンの17  1,564,000                (総口数)583  (抽優)190
3.ピラミマの17  1,464,000          683          213
5.サロミナの17  906,000           585          164
6.ポーレンの17  596,000           689          87
10.ローマンエンプレスの17  1,312,000     964            244
11.ロザリンドの17  5,252,000         1898            753
12.アイムユアーズの17  10,618,000       2426            1036
13.ウインフロレゾンの17  902,000       974          256
14.ウィズザフロウの17  508,000        629          87
18.アドマイヤセプターの17  7,894,000     2629                    1193
21.スナッチドの17  1,042,000         850          203
22.ラトーナの17  1,268,000          1127          232
25.ウルトラブレンドの17  2,370,000      1599            315
27.レースウィングの17  574,000        626          70
28.ユキチャンの17  718,000          760                142
29.エンプレスティアラの17  766,000      646          58
31.シャンボールフィズの17  652,000      674          92
33.ポルケテスエーニョの17  866,000      844               166
35.ミュージカルウェイの17  2,616,000     1338              594
36.リアアントニアの17  4,106,000         1275          527
39.マンビアの17  580,000                               643                 115
40.メジロアリスの17  1,048,000        1101              278
41.シーイズトウショウの17  1,936,000     1447          492
42.ルージュクールの17  2,780,000         1667          574
44.シャトーブランシュの17  950,000      721          147
45.チアズメッセージの17  1,130,000      904          189
46.タイタンクイーンの17  7,712,000      2029          724
47.ベッラレイアの17  1,452,000        1306          478
51.モンローブロンドの17  412,000       511          56
54.ディープストーリーの17  1,260,000     1611            611
56.サダムグランジュテの17  622,000                643               77
57.レスペランスの17  1,326,000                     1355             351
60.プチノワールの17  3,514,000                     1188               437
61.アーデルハイトの17  974,000        991           196
62.アンティフォナの17  3,142,000      1695             479
63.プロミストスパークの17  1,050,000             835              137
65.テーブルロンドの17  968,000        974          123

【※ご注意※】
過去3世代(2014年産、2015年産、2016年産)の出資実績額につきましては、ポイントや2%割引は考慮せず一口価格の金額がそのまま実績額として計算されます。なお、出資実績額につきましてはお客様ご自身で計算していただきますようお願い申し上げます。

 

いやあ多いよw

売れまくっとりますなあ。去年から大幅に積み上がった1次満口頭数実に37

それでもかなり分散した結果、3年実績金額自体はだいたい前年並みに収まった。

正直最終票数が出た段階で、これはベッラレイアも拾えたかな? って手ごたえはあった。

さて来年はどうなることやら。

1次での1人当たりの総申し込み口数に上限ついたり、新規は抽選優先馬枠が使えなかったり、そういう新たな補整が入る余地はあるしそれなりに色々と検討はしているらしいからね。

今年はこれだけの頭数が1次募集で満口に到達しても某SNSでもあんまり

シルクはクソの合唱がなかったのである程度は上手くやれたという事でしょうかw

 

では改めて愛馬となったベッラレイアの17マンビアの17について。

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ベッラレイアの17

シルクホースクラブ2018年1歳馬募集⑨ 最終的な全頭分の詳細レビューを残しておこう。関西馬編44番~最後まで - 楽しいカオスを作るのは、楽じゃない

↑より抜粋。

47. ベッラレイアの17 A

ゴールデンサッシュとサッカーボーイの3×3クロスがとにかく目立つが、如何にもマリスター牝系らしい体型と体質に軽く機敏な造り。この配合で確実に中型以上まで大きくなれる馬体を持つのがまたポイント高い。

この配合の牡馬ならこう出てほしい。欲を言えばそれでさらにサイズの保証を得られれば……という血統表を眺めた瞬間からイメージしていた最上の馬が出てきた。

これで走らなきゃもうベッラレイアはダメですわ。また満を持して平田の手を離れ行き先が中内田。これで走らなきゃもうベッラレイアはダメですわ。

単純にマリスター系はナスペリオン累進型が安定して走る。そして種牡馬オルフェーヴルのツボも確実にナスペリオン弄りにある。

ゴールデンサッシュとサッカーボーイの全姉弟クロスがさらに輝いて見えてきます。

やはり競馬を、一口馬主を嗜むならロマンを求めてなんぼ。

なおTwitterの方でも熱く語り公言通り申し込んだものの開票前からほぼほぼ死票で終わる模様w

無念。

完全に諦めていたわけで本当に嬉しい。

スター軍団化していきそうな中内田厩舎の中で存在感出して生き抜けたらいいな。

マリスター牝系でノーザンダンサー4/4の相似配合馬でもあるから仕上がりも早く、

早期からいけるはず。楽しみにしてる。

 

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マンビアの17

シルクホースクラブ2018年度1歳馬募集⑧ 最終的な全頭分詳細レビューを残しておこう。 関西馬編。~43番まで。 - 楽しいカオスを作るのは、楽じゃない

↑より抜粋。

39. マンビアの17 A

こちらはペンカナとは逆に非常に活力を感じさせてくれる。

ハーツと相性のいい血が硬軟織り交ぜバランスよく注入されていて、歩様からも特に問題は見られない。

ちょっと胴が長く見えるかなって部分も脚捌きがこれくらい軽くキビキビしていれば理にかなっている。

管囲19.1って数字だけかな。それでもこの構造なら特別大きな問題にはならないと思う。個人的な期待も込めてのこの評価。

今年のハーツ枠はこの子で。

今年はしっかり納得できるハーツっ子をGETできた。

前に書いていた通り、血統配合的にはちょっと配置とか経由する馬に不満というかもう一歩感はあれど、ハーツに必要な血を持てていることには違いないので文句はない。

管囲の細さに怖さはあってもそんなに無駄肉がついたりする体質でもなさそうなアスリート系だし構造的にも特に気にはしない。

兄のダノンジャスティス同様かなり母マンビアの主張も感じさせる馬体と動きで、このあたりはミスプロとThong×Moccasinの全姉妹クロス等を持つ母母Algoaからの影響が強いのかなと思う。

こういう強烈な名牝クロスがボトムラインにある馬にはやっぱり爆発力を期待してしまう。やや胴長な体型だけど膝軸の回転系歩様だし、

こちらも兄同様なかなかピッチを利かせる走りをすると想像できる。

血統構成から読むと性格的な強さもあってハーツ産駒としては仕上がりも早い方だろう。

適性的にはたぶん1600~2000くらいが合うイメージかな。頑張って欲しい。

あっさり折れないでねw

 

 

2次募集での現状の突撃候補2頭。

予算余ったし2次募集どうしよっかな~

って見てみてもA評価以上にした馬はもうすでに2頭しか残っていなかったときの僕。

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しょうがないっちゃしょうがないんだけど、ヤる前から死に体気分だけど、

大争奪戦に挑戦してみるしかあるまい。

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キューティゴールドは1億円という価格とキムテツの部分だけ。

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ボシンシェは恐らく兄よりも粘着力に寄っていて、体質の良さは確かなんだが

そのぶんカニキが惑わされて適性を掴み切れず遠回りさせられたりしないかという邪推を。ただ仮に芝向きだったとしても、合うであろう中山2000あたりのレースを中心に使っていけそうな関東馬ってのは助かる。まあ、この馬はまず外さないと思うんだよなあ。

綺麗な配合形で馬のデキも申し分ないからね。

一応この馬が今のところ突撃第一候補。

 

基本的に僕の馬の見方は長年勝手にお世話になって勝手にお勉強させてもらっている望田潤先生の2次創作同人みたいなもの。

僕は一口を始める前、特にPOGにドはまりしていたわけだが、僕の若いころといえば

まだ素人馬体派やライン派と呼ばれるような人達が幅を利かせていて、いわゆる血統派ってのはある種のオカルト扱いされていた。

でもこれからサンデー系とそれに合わせる輸入繁殖の血が大繁栄していく未来が容易に想像できるのに、表面上のベースが似通ってくるのに、馬体の差異から良し悪しを判断していく方がよっぽどオカルト化してかない? って思いが強かった。ただの1ファンという立場からでは圧倒的に情報量が足りないし。

そんな折に望田氏のブログと出会えた。

例えば、為替や株式トレードにおいて各インジケータや先人たちの知恵や各種データ、ファンダメンタルズなどの使い方から世に溢れかえった多種多様な手法・主張が存在する中で『自分に合う勝ち方』を構成する過程において皆思い思いに参考にしたりイメージするスタイルモデルが存在したと思う。ビビッとくる先人がいた(いる)はず。

(例えとしてこれを挙げるのはわかりにくいと思うが僕もトレードしてるから似てる面あってパッと浮かんだんやw)

当時の僕にとってこれからの馬の見方、競馬の見方を示してくれたのが望田氏で、

もうほとんど天啓だったんだけどおかげさまでより一層競馬を、一口馬主を楽しませてもらえている。今年の1歳馬募集も大変お世話になりました。

ここ2.3年ほどは1次募集を終えてから先生のピック馬を確認して答え合わせするような作業も同時に楽しみにしてる。

まだまだ勝率・制度も上げていきたいしこれからも勝手にどん欲に学ばせていただきます。

パーフェクト種牡馬辞典はもはやバイブル。

サラBLOODも競馬が好きなら純粋に読み物として非常に面白かったからまだまだ続けてもらいたいんやけどねえ。

最近はもう配合を読むことが一般化してきて、どこを見てもニアリークロスとかナスキロとかの表現が普通に使われているのは必然的な結果で良い時代になったなって思う。


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サラBLOOD!(vol.4) 競馬ファンを血統の深淵へといざなう (エンターブレインムック) [ サラブレ編集部 ]