楽しいカオスを作るのは、楽じゃない

リバプールFCに狂い、サラブレッドを愛し一口馬主で悪戦苦闘するオタクが、今世のカオスに身を沈めながら「みんなもこっちに来いよ」と足を引っ張りたがるブログ

シルクホースクラブ2019年度1歳馬募集検討④ 主に馬体(測尺)や動画からの雑感。 募集番号51~70ラストまで

 

前置き。

 

要するにまずは雑な方w

僕は勝手に望田潤先生を崇拝する配合厨なので、例年同様ここからさらに全頭配合方面を掘り下げてすり合わせ

最終的な判断をしていく。そちらはまたあとで。

それでもある程度細かく動画を確認していくだけで、まあ時間がかかる。疲れた。

とりあえず見学ツアーまでに間に合ってよかった。

あくまで個人的な感想でしかないからもっと馬体の粗が気になる人もたくさんいるとは思う。

僕としてはノーザン育成である以上、あからさまに……ってレベルでなければあんまり気にしないので、そういう目線で。

それではいってみよう。(51~70)

 

51. タイタンクイーン (メス) ドゥラメンテ

泣く子も黙るタイタンクイーン様の登場だ。

去年馬はよくても自分の観点では高評価できないと述べたギルテッドミラーにもう新馬勝ちされちゃったので完全に白旗モード。

けど今年のはちょっとどうかと思うと、もう一度反旗を翻してみる。

ほんとタイタンクイーンは毎度自分をしっかり出しながらも絶妙に父を立ててくるな~って感心させられた立ち姿。

しかしこの繋ぎでこの前の踏み方はさすがに怖いわ。しかも管囲18.5。

さて、みなさんはどうするだろうか。

 

52. モシーン (メス) ドゥラメンテ

これも注目してた。

めっちゃデインヒル出すおばさん(失礼)vs俺が俺が野郎ドゥラメンテどっちが勝つか。

横見では、おっさすがはモシーンって感じだったけど動かすとめっちゃドゥラメンテw

どっちつかずでお茶を濁す可能性もあるし化け物の可能性もある。そんな印象。

ナスペリ累進継続型で母モシーンという構成自体が素晴らしいのは間違いないので、あとは菅囲18.8をどう見るかってくらいだろうか。まだまだ大きくなるだろうから余計に気にはなる。

 

53. パーフェクトジョイ (牡) モーリス

モーリスに合いそうな血統構成なだけに小ささが残念だ。

成長次第だなあ。

 

54. ピクシーホロウ (牡) モーリス

これはルーカスっぽくないモーリス。リファールクロスやバクシンオーが入っててなるほどなという歩様。前の造りが非常に良く基礎スピードも高いはず。

サンデークロスができないパターンのモーリスなんだけど、どっちがどうなるか興味深いね。

 

55. アナスタシアブルー (メス) モーリス

アナスタシアブルーの子ってみんなこんな感じやね。

悪くないんだけど純粋に牝馬でこれだけ筋骨隆々なのってどうなんでしょw

こういう相似配合もどう転ぶんだろうか。モーリスは色々と切り口あって面白い。

 

56.ボシンシェ (牡) ネオユニヴァース

グレンツェントの全弟。

上より芝向きっぽいし距離適正も長めのイメージ。その辺もあっての友道厩舎なのだろうか? 悪いとこはない。

 

57.ローザボニータ (牡) エピファネイア

身体持て余してるし後ろ緩そうでもあるんだけどそれより何より、やたら気が悪そうなのはなんなのだw

 

58. リミニ (メス) エピファネイア

こちらもエピファ×ディープなんだけど血統表に居並ぶ名前がとにかくすごい。

シーザリオとエアグルーヴの競演だ。シーザリオとディープインパクトを経由したサンデーサイレンスのクロス持ち。

字面が強すぎる。

馬はなんかグニャグニャしてる。どうなのかな~

 

59. ビバリーヒルズ (牡) リアルインパクト

手っ取り早く勝ちたきゃリアパク買っとけみたいな風潮ができつつある今日この頃。

これもそういう類の馬、しかもブリリアントベリーだからね。芝ダート兼用でながーく走ってくれるんでしょう。

 

60. エレンウィルモット (メス) リアルインパクト

これは母系が出たタイプ。となるとディープ×炉ベルトだしなおさら牡馬に出て貰いたかったところだろうなあ。

ちょっとしんどそうかな。

 

61.アンティフォナ (牡) キズナ

キズナがほんと難しくて困る。早い時期に出てくるのがこんなに嵐猫感満載だとは想像してなかった。逆に言えば後から出てくる馬たちも基礎スピードの担保はありそうで、普通に成功しそうだね。

そして今年はシルクにきた2頭がともに良い。

今年のアンティフォナはイメージとしてはローズキングダムとの子に一番近い。この血統独特の前の窮屈さみたいなのはあるんだけど、芝に下ろせばまったく問題なく綺麗に伸びるしね。

タカシだし狙いたいけど、いったいおいくら万円の実績が必要になるやらw

 

62. ライフフォーセール (メス) キズナ

これはデキだけなら出色。

前が弓っぽいのはもう血統的な特徴なんだろうと割り切る。

キミは池添学を信じられるかな?w

 

63. カメリアローズ (メス) キンシャサノキセキ

ちっちゃい。残念。

 

64. ビリーヴミー (メス) スクリーンヒーロー

スクリン牝馬でもなかなか面白そうだと考えてたんだけど、ちょっと小さいし線の細さが目立つんだよなあ。非力感が残る。

 

65.シーイズトウショウ (牡) ブラックタイド

ブラックタイド×バクシンオーで藤原厩舎行きとかもの凄い釣り根性を感じたんだけど

実際狙い通りの馬が出てきてるのには笑う。いや良い馬だ。人気するかなあ。

 

66. サダムグランジュテ (牡) ヘニーヒューズ

ヘニーヒューズらしくてなかなか良い馬なんじゃないかな。

 

67. デイトユアドリーム (牡) ミッキーアイル

これは良いね。後ろも前も良くて基礎スピードの高そうな馬だ。

芝ダート兼用でいけるでしょ。

 

68. アーデルハイト (牡) ラブリーデイ

アーデルハイトはこれくらい締まりがあった方が良いんじゃないかという気がしてる。見るからに遅生まれ全開でまだまだ大きくなるだろうし、各パーツも好み。ラブリーデイ次第だな~

 

69. ウルド (メス) リオンディーズ

これも良い出来栄えですな。リオンディーズは本当に見栄えがする。

 

70. カリスペル (メス) Dawn Approach

前の硬さは欧州馬感ある。けど決して悪くない。

 

 

 

 

70頭、無事終了!!

だんだんめっちゃ雑になってるのはご愛嬌w

あとは後日配合のほうからすり合わせて最終的な評価を決める。

去年と同じ方式でやろうかね。

 

一応、馬だけを見ていった総評としては「全体的にかなり良い」

痒いところに手が届きまくっていてどこからでも攻められる感じ。

どうにかして票を分散させてヘイト集めるの避けたいという強い意志がそこはかとなくw

 

 

 

 

 

シルクホースクラブ2019年度1歳馬募集検討③ 主に馬体(測尺)と動画からの雑感。 募集番号26~50

 

前置き。

 

要するにまずは雑な方w

僕は勝手に望田潤先生を崇拝する配合厨なので、例年同様ここからさらに全頭配合方面を掘り下げてすり合わせ

最終的な判断をしていく。そちらはまたあとで。

それでもある程度細かく動画を確認していくだけで、まあ時間がかかる。疲れた。

とりあえず見学ツアーまでに間に合ってよかった。

あくまで個人的な感想でしかないからもっと馬体の粗が気になる人もたくさんいるとは思う。

僕としてはノーザン育成である以上、あからさまに……ってレベルでなければあんまり気にしないので、そういう目線で。

それではいってみよう。(26~50)

 

 

26.アンソロジー (メス) リオンディーズ
わりと好感触。
リオンディーズはこんな感じでspecial的な前進気勢と捌きの機敏さを持つタイプが多いのかな?
それでいてサイズも大きめに出るようだからそりゃ見栄えも良いよな。
芝向きの良いスピードがあるだろうし、質の良い母系と配合面からも結構面白い存在だと思う。

 

27.シンプリーディヴァイン (牡) エイシンヒカリ

そこはかとないダメジャー産駒的骨太ぷりぷり感w

母系見ると納得。

特別気になる部分はないけど、動かすと結構可動域あってさすがはディープ×嵐猫にミスプロクロスなだけはあるって感じ。

わりといいとこ取りできてる雰囲気ある。

 

28.ガルデルスリール (牡) エイシンフラッシュ

現状こじんまりとしてはいるけど、脚捌きなんかはいい感じ。

バシマー×ダメジャーならこういう造りに出るのも納得か。

ちょっとまだ非力感は否めないけど悪くない。成長次第(って言ってる馬いっぱいおるなw)

 

29.ベッラレジーナ (メス) エピファネイア

尺を確認せずとも、ああ小さいんだろうなってわかってしまうサイズ感。

バランスはいいし前進気勢は感じるし各パーツの質も悪くなければ関節の感じなんかも好みなんだけど、単純にまだ力が足りてない。どこまで成長できるかな。

牝馬でもあるし気性的に結構クセのありそうな血統構成してる。

 

30.フィエラメンテ (牡) ジャスタウェイ

シルクさん今年唯一のジャスタウェイ。

すでに丸々してて肉付き良好。

トニービンとブライアンズタイムが融合したような不思議な感覚ある体型。

前のゴツゴツした感じはあまり好きではないかな。

こういう歩きにクセが強いタイプは1本の動画だけじゃ断じ辛いから困るんだよね。

去年のカラヴィンカとか一昨年のブラックエンブレムとかさ……

この2頭と違うのは配合的にそんなに推しポイントがあるわけではないってところか。

 

31. メジロトンキニーズ (メス) スクリーンヒーロー

スクリーンヒーローの牝馬だからね…

で終わらせてしまうのはさすがにアレか。

小さく出がちなスクリン牝馬にしては圧倒的なサイズを誇るわけだが、これは良いこと…なのかな?w

でも脚捌きは軽くて芝向きだし、この構造で立ち肩だからそれこそトリオンフみたいな感じなんだろう。

でかいけど特別馬体面にリスクは感じない。

 

32.グレイシアブルー (牡) トーセンジョーダン

測尺通りというか上体はまだかなり幼い造り。しかし脚回りの良さは目立つね。

成長力を存分に見せ付ける兄メールドグラースもハイぺリオ~ンなルーラーで、こちらもハイペリオ~ンさでは負けないトーセンジョーダン。

さすがにルーラーとでは種馬としての力で劣るとは思うけど、素材は良いし面白そうな馬やね。

 

33.レースパイロット (メス) ヘニーヒューズ

これ面白いね。胴回りとかアウトラインはマンファス系の牝駒らしいシャープさだけど前の肉付きは如何にもヘニーヒューズって感じ。もう少し後ろがぷりぷりしてりゃなあ。

 

34.モヒニ (メス) American Pharoah

シルク名物持ち込み牝馬。萩原厩舎の! アメリカンファラオ!

字面からパンチ効いてんな~と思ってたら馬はもっとパンチ効いてたw

イマドキ日本でこういう体型の馬を見ることは少ないね。

ちょっと左右のバランスに違和感がある。

 

35.トゥアーニー (牡) Frankel

こっちはセレクト落札組! 堀厩舎の! フランケル!

字面だけで怪しい香りがぷんぷんするw

しかしこれはなかなかフランケルらしいフランケルだね。

距離には限界あると思うけど捌きが軽くて軽い芝でのスピード比べも対応できるタイプ。特に悪いとこない。

7000万だからね。どうだろ売れるかな?

 

36.ウッドコックムーン (メス) Gutaifan

グタイファンって誰やねん。

なんか毎年どこかしらで見てる気がするなRoyal Applause持ち。評価高いのかい。たまたまかな。

活気があって良いんだけど、骨格から考えてもちょっと前の踏み方怖いよな。

ザッと血統表見たところ牝馬に出たのはまず良いポイントかな。安いし一考の余地あり。

 

これより関西馬

 

37. ダストアンドダイヤモンズ (牡) ディープインパクト

今年唯一の億超えホース。数頭回ってくると思ってたんだけどそんなことはなかった。これに1億円つけるんだから僕らにはわからない自信があるんだろう。みんな大好き左後一白。

何の変哲もない遅生まれで成長途上なディープとしかいえない。

 

38.  ヘアキティー (メス) ディープインパクト

ヘアキティー回してくるなんてやるじゃん。しかも中内田。見るの楽しみだった。願わくば牡馬ならもっと…

見ての通り注文つけるとこないすばらしい馬ですわ。早生まれらしい完成度の高さも感じるが、それは今の時代アドバンテージでしかないし。

買えるもんなら買いたいけどね。

小ささだけは憂慮すべき点かもしれないが血統構成的にはこれくらいあれば気にしなくていいと思う。

 

39. パレスルーマー (メス) ディープインパクト

尺のサイズ感だけならヘアキティーと変わんないのに印象的にはこちらの方が圧倒的に頼りない。

パレスルーマーの血統構成から考えると尚更、なんでだろ? って感じ。

個人的には納得いかず手が出ないタイプ。

 

40. カラフルブラッサム (メス) キングカメハメハ

母父ハーツということであの年のダービー1.2着馬夢の競演。カナロアとハーツの相性の良さ、キンカメとトニービンの相性を考えても面白そうだと思っていた。

形はキンカメだね。線が細く頼りないキンカメ牝馬。成長次第としかいえないやつ。

 

41. ローブティサージュ (牡) ハーツクライ

ちょっと見るの雑になりだしてたとこでやってきました見るからにハーツな良血。

そりゃハーツ×ウォーエンならこうなるよねって体型なんだけど、そこはさすがのプチノワール牝系。足回りの軽さにらしさを感じる。

すこーし脚の送りが気になる。7000万ですからねえ。

 

42. サミター (メス) ハーツクライ

これ楽しみにしてたんだけどなー。側尺見てがっかりしてしまった度が本年度No1

血統の良さはしっかり出ていると思うだけに、なおさら勿体ない感でいっぱい。

 

43. ストゥデンテッサ (メス) ハーツクライ

見るからにハーツ。特に悪いところはない。

 

44. パーシステントリー (牡) ダイワメジャー

もっと、力こそパワー! ヒャッハー! みたいな奴が出てくると構えてたからちょっと意外だったw

さすがにクオリティは高いね。典型的ダメジャーの二塁打って感じ。お値段と相談ですな。

 

45. スリールドランジュ (牡) ロードカナロア

ノーザン産なのになんか野暮ったいなと思うたらロブロイ入ってたというあるあるなやつ。

妙に主張してくるんだけど上手くいった試しはないような。

 

46. ペンテシレイア (メス) ロードカナロア

これはネオユニだね。うん。悪くはないけど、違うかな。

 

47. ベルアリュールⅡ (メス) オルフェーヴル

当然っちゃ当然なんだけどオルフェも運動神経良さそうなのはちゃんと走る。これはその点問題ないし、少し出資馬マルーンエンブレムも思い出した。

配合的にも注目してたから、まあ測尺わかった時点で悩むことになるんだろうなという認識ではいたが、Twitterの方でも書いたんだけど小ささ故の苦悩というかもどかしさって結構でかいんよね。せめてもう一回りサイズがあれば……ってどうしてもなっちゃうし。これは上が小さくても大成功したアドマイヤリードだったりするんだけど、彼女だって特に若いころは大概苦労したくちだしね。構造的に大きくなれないのは目に見えてるから個人的にはパスの方向かなあ。

応援してるタカシのところでもあるし本当に悩むんだけど。

 

48. ウインフロレゾン (牡) ハービンジャー

これまでで一番のウインフロレゾン。

ただ誰が見てもそう言いそうだからきっとウルトラ大人気w

楽しみな馬。

 

49.パーフェクトマッチ (牡) ルーラーシップ

ロマン派配合厨としては絶対に外せない出資馬ビートマッチの全弟くん。

しかし測尺時点でちょっと違和感もあったり。

もっとあからさまな中距離仕様で出てくるもんだと思ってたらぷりっぷりの弾丸みたいな奴が登場したw

馬体にも気になる点がないわけではないんだけど、個人的にはそういうのを度外視して考えたい馬。

 

50. エスメラルディーナ (牡) ドゥラメンテ

これも発表当初よりとても楽しみにしていた馬。

キャロットにアルビアーノが流れたことを知っていやそっちを寄越せよと声が出たのは内緒。

馬は決して悪くないと思うんだけど、こういうゴツゴツしたドゥラメンテってどうなんだろう。

ヒョロくてフニャフニャしたやつよりは良いのかなあ。わからないw

 

 

以上、50番まで終了。

次で最後だね。

Gutaifan

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シルクホースクラブ2019年度1歳馬募集検討② 主に馬体(測尺)や動画からの雑感。 募集番号1~25

前置き。

 

要するにまずは雑な方w

僕は勝手に望田潤先生を崇拝する配合厨なので、例年同様ここからさらに全頭配合方面を掘り下げてすり合わせ

最終的な判断をしていく。

それでもある程度細かく動画を確認していくだけで、まあ時間がかかる。疲れた。

とりあえず見学ツアーまでに間に合ってよかった。

あくまで個人的な感想でしかないからもっと馬体の粗が気になる人もたくさんいるとは思う。

僕としてはノーザン育成である以上、あからさまに……ってレベルでなければあんまり気にしないので、そういう目線で。

 

募集番号ごとにやっていく。ある程度測尺との摺り合わせも兼ねながらの感想になる。

それではスタート。

 


1. エクセレンスⅡ (牡) ディープインパクト
ディープらしいシルエット。肉付き具合など含めひ弱さのあった全兄と比べると見た目は数段上。
まだ腰を捻って歩くし後ろが流れるから緩く映るが、捌き自体は問題なくデインヒルっぽい節々の強さも感じられる。悪くない、という印象。


2. トゥーピー (メス) ディープインパクト
まずディープ×ロベルトの牝馬というのがどうか? 懸念通り小さく出てしまっている。
ただコンパクトに纏まっていて横見は決して悪くない。小さな馬はバランス良く見えるのも確か。
質感や筋肉のバランスも決して悪くはない。膝軸回転系歩様でピッチ走法寄りだろうが、それだけにサイズ面でのデメリットをどう見るか? 肩の角度の良さでどれだけ補えるかな。


3 .シャトーブランシュ (牡) キングカメハメハ
大柄で枝の長いスケール感のあるキンカメ。現状腰高だけど横から見ると各パーツの造りは申し分なく映る。
特にトモの容量、質感は素晴らしいが
歩かせると若干頼りない。右後ろも怖いし右前も怪しい。
ポテンシャルを秘めているのは間違いないだろうけど、これは結構なギャンブルになると思う。


4. ライラプス (メス) キングカメハメハ
如何にもライラプスというシルエット。こういう後肢の造りをしたキンカメは正直好きじゃない。
上体に対しての下のバランスに怖さがある。


5. マチカネタマカズラ (牡) ハーツクライ
タマカズラらしいド迫力ボディとハーツの若駒らしいユルユルな造りが見事に融合した立ち姿。
動かしてみると思いのほかグニャグニャ感がなく印象悪くない。ひょっとするとひょっとするかもしれない。
ただトップスピードが足りないタイプには違いないだろうから、どこを狙えるかとなると難しく思う。


6. レーヴディマン (牡) ハーツクライ
誕生月と尺から読むと明らかに成長途上感があるものの、現状でも立ち姿から受ける印象はなかなか悪くない。
歩かせるとさすがに緩さとひ弱さを感じるが、こういう遅生まれのハーツこそ様子見したいよね本来ならば。


7. ピラミマ (メス) ハーツクライ
管囲だけは気になるけどそれを考えるとサイズが大きすぎず上体も軽やかな造りなのは良いことだと思う。
一つ上の姉同様リヴァーマン的なキレを引き出せそうなタイプなのも良い。
歩様も何も問題ない。質感も良い。気もよさそう。
繋ぎのことを気にする人は多いかもしれないけれど、スワーヴもエマノンも大して変わんないから僕は気にしない。むしろ長さがありつつ緩すぎないというのはハーツ産駒としてはプラスなはず。


8. プチノワール (メス) ハーツクライ
ハーツだけどプチノワールが良く出た体型。さすがにこの血は主張が強い。
肌質も良いし歩かせても如何にもプチノワールらしくキレがある。
前捌きもこの血統らしくてこれは良いプチノワールでしょう。噂の宮田厩舎かな?


9. リュラ (牡) ロードカナロア
カナロアspecial
リュラ自身がヒョログニャステゴ牝馬だったからどうだろうなと思ってたけど、カナロアspecial配合で母系の特徴を上手く引き出せた様子。という感想の立ち姿。
ただ歩かせてみるとやっぱり柔らかすぎないかな? という印象が勝る。
値付け等からも自信を感じさせる馬ではあるけど割とギャンブル要素も大きいかな。パンとすればかなり良さそうではあるんだけど。


10. パープルセイル (メス) ロードカナロア
面白そうな血統構成してたんだけど、どうにもひ弱さが目立つ。単純にまだ身体に力がない。ちょっとしんどそうかなぁ。


11. フィロンルージュ (メス) ロードカナロア
カナロアにそこそこ締まりを出せそうな配合でちょっと面白いかもと考えてた。
シルエットは悪くないし肉付きも良いんだけど、ちょっと重たさを感じる動き。遅生まれで全体的にまだ小さい影響もあるかな? 捌きは問題ないし可動域とか見てもポテンシャルはありそうだから成長次第でワンチャンあるかも。


12. シルクユニバーサル (牡) オルフェーヴル
立ち姿はこれぞシルクユニバーサルって感じですな。
でかいオルフェでこの肩だしスピード足りなくて恐らくダートかなとは思う。デキに特別問題はないね。


13. ガラディナー (牡) ハービンジャー
後ろが如何にも若駒ハービンジャー。
動かしてもやっぱりトモが流れてまだユル~いんだけどこの馬は前が良いから成長次第で結構面白いと思う。
大柄ハービンジャー牡馬で大竹、なるほどねって選択もされてるしな。


14. ライツェント (メス) ハービンジャー
今年最も悩ましい馬かもしれないね。
骨格シルエットはディアドラ感満点で歩かせても良いんだけど、とにかく小さい。
ディアドラ自身どんどん大きく逞しく育っていった馬ではあるんだけど、それにしてもさすがにサイズ的にしんどいだろうなぁ。


15. ブロンシェダーム (牡) ルーラーシップ
スリープレスナイトの募集時を思い出させる立ち姿だね。
前も後ろも容積十分でパンパン。
歩様も素晴らしく、特に後肢の踏み込みと力感は小ささを微塵も感じさせない。
綺麗な相似配合馬でルーラーがハマった感すらある。サイズ面さえなんとかなれば。


16. スナッチマインド (メス) ルーラーシップ
ただただ小さくひ弱。しかしこの軽さがキレや機敏さに結びつく血統ではある。これも成長次第だろう。


17 .シーズインクルーデッド (牡) ドゥラメンテ
密かにかなり期待していた。
ドゥラメンテにしては締まりもあって柔らかすぎないのは好意的に見ておきたいけど前捌きには若干コレジャナイ感もある。
骨格からして意外にも母の影響強そうだし距離には限界あるだろうね。特徴がないのが特徴みたいな馬。


18. スイープトウショウ  (メス) ドゥラメンテ
今年のシルク1番馬という印象。
足まわりのデキが特に素晴らしい。セレリタスのような遅生まれとかのハンデもない。
確かに気性面を気にする気持ちはわかるけどハーツとであれなら大丈夫じゃないかな。
ナスペリ強調配合なのもポイント高い。ノーザンダンサーの濃さもそのおかげでむしろ緩くなりすぎず良い塩梅になってる。やるでしょう。

 


19. ディープストーリー (メス) ドゥラメンテ
ディープストーリーの子はディープっぽさを上手く伝えるね。それだけにサイズ面が気になってしまうのが玉に瑕。
バネ感あるしポテンシャルは感じるけどドゥラメンテに変わってどうしてもまだ緩さが目立つ。成長次第だろう。


20. レネットグルーヴ (牡) モーリス
エアグルーヴにキンカメにモーリス、さてどれが勝つのだろうと思っていたらモーリスの圧勝。
立ち姿なんてあからさまにモーリス。
歩様までモーリス。
なんならルーカスの募集時すら思い出させたよね。
膝軸回転系歩様でこの肩なら問題はトップスピードがどれだけ期待できるかなんだけど、そこに関してはイントゥザグルーヴ≒ランニングヒロインとサンデー3×4に掛かってる。
楽しみな馬だ。こういうのが走ってくれればモーリスもわかりやすくて良いんだけど。


21. アドマイヤテンバ (メス) モーリス
特にこれといって問題がある馬ではないのだけれど、
とにかく硬さというかぎこちなさを感じてしまう。
運動神経のなさ、みたいな。
上記レネットグルーヴとよく似た血統構成なんだけど、印象点としては雲泥の差がある。


22. アルギュロス (メス) モーリス
立ち姿のバランスはマンカフェ感あって好みな方。
動かすと柔らかみがありスナップも利いててなかなか良い。ただ、小さい。そう、小さいのだ。
こちらはサンデークロスと共にロベルトのくせに柔らかみを伝えるシルヴァーホークのクロスも併せ持つ。
その影響もあるんだろうけど、モーリスはこういうサンデー感のあるタイプの方が良い気がする。


23. ビジュートウショウ (牡) ディープブリランテ
これはなかなか良い馬。ここに入れてきただけのことはある。
前脚は多少気になるが馬のデキそのものは申し分ない。


24. メモリーレーン (メス) ディープブリランテ
全体的に頼りない。これで逆によく募集かけようと思ったな。


25. ヒストリックレディ (牡) リオンディーズ
前の構造があまりに窮屈だしそれが歩様にも出てる。
こういうのはちょっと好きくない。
確かにサイズも馬体のバランスも申し分なく立ち姿からはこれだけの値付けをしてくるだけのことはあるって思わされるんだけどね。
ただ前進気勢の強さは伝わるし膝軸回転系歩様かつ機敏でスピードの担保はありそう。
これで案外芝に下ろせば大きくしなやかに動けたりもするから馬はわからない。
少なくともイストワールファムの募集時の方が数倍良く見えた。

 

 

25番まで終了。そのまま続きいってみよう!

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

今年もやってきました、シルクホースクラブ2019年度1歳馬募集。スタート①

はい、なんと約260日ぶりのエントリーでございます。

正直はてなの使い方すらわりと忘れてたよねw

日記のようにブログを書いていける人、本当に尊敬できる。

 

 

愛するリバプールによる史上最高レベルでの争いからのプレミアリーグ2位フィニッシュとか、あのイスタンブール以来となる欧州CL制覇とか、とかとか、

まあいくらでもネタにできる事はあったものの、いつも通りTwitterとリアルで騒いでただけでこちらには何一つ感情も感傷も反映できなかった。

そういうモノを残しておくために始めたつもりだったんだけどね。難しいね。

 

……さて、今年もシルクさんで1歳馬募集がスタートしております。

すでに僕も例年通りに寝る間を惜しんであーでもないこーでもないと悩んでおります。

というのは冗談で、今年はもうほぼほぼ序列付けも終えてのほほんとしておるのです。

それくらい個人的には例えば昨年なんかよりもよっぽどわかりやすい年ではないかなと。

 

ただ、似たような感想の方も多いのではないかなと考えているので、まあまずは最初の中間発表待ちですね。それ次第でどういう組み合わせで申し込むのかも決めたいと思います。

戦略的な部分に関してはまた別エントリを立てるとして……

ここでは今年の募集にあたり留意しておくべきいくつかのポイントに触れていこう。

 

まず1つめ

 現役最強馬アーモンドアイとそれを倒したインディチャンプの存在。

そして新馬戦絶好調すぎる2歳世代の勢い。

 

細かいことを抜きにしてだからなんだというと、今年は去年よりもさらにヒートアップした1次募集が繰り広げられるだろうってこと。

(もうやだよ。そろそろついていけないよパトラッシュ)

2歳世代の絶好調っぷりに関しては僕も昨年の募集時総評で、全体的に底上げされていて層が厚いというニュアンスで語っていたので

だいたい感覚としては当たったんだけど当たってほしくなかったような気がしないでもないという複雑な気分w

hearts-cry2.hatenablog.com

 

ちなみに僕が1次で申し込んだ馬たちの近況はというと、抽選負けたリアアメリアはクソほど評判になって衝撃の圧勝デビューを飾り、ベルラガッツォはぼちぼちゲート試験、サンテローズは希望的観測もむなしくあっさり折れてしまいました。

現実は非情である

少し別の角度から深読みすれば、今年はキャロット様の方が驚くほどに本気度と懐の広さを感じさせるラインナップなので、ひょっとするとシルクの方は落選上等の特攻票が増えるかもしれず、思いがけないラインでチューユーや実績が引っかかる可能性はあるかもしれない。

 

ポイント2つめ

これはまだ公式にリリースされたわけではないものの、前々から話のあった通り

3歳新馬戦が廃止されそうなこと。

細かい部分はまだ詰め切れていないようだけど、そう遠くないうちにリリースが出るでしょう。

当然問題は「いついつから実装されるのか」

仮に再来年あたりからのスタートとなれば今年の募集世代からもろに影響を受けることになるので、そういう観点からの馬選びも今以上に必要になってくると思われる。

 

最後は

京都競馬場の大改修。

京都競馬場大改修へ!来年11月~23年3月開催が休止に― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル

2020年11月から長期間にわたって京都開催が無くなるということで

 こちらもこの世代はもろに影響を受けることになる。

僕のようにある程度以上の割合で血統的な面から馬を選びがちな人ほど意識しておく必要があるように思う。

純粋にほとんど京都で走れない募集世代であるという点と、京都開催がないことによって影響を受ける他場

特に阪神や中京あたりの馬場つくりに関する方向性もまた無視できない。

 近年さらに超高速スピード競馬に舵を切ってきたJRAではあるけれど、一時的であれ関西圏に関してはそれが緩和されるかもな~という気もする。

まあ個人的には小倉開催が増えてくれたらそれでよし。

 

あの京都の独特のパドック大好きだったんだけど無くなってしまうのは寂しいね。

 

 

次のエントリーからは各募集馬への感想あれこれの書き残しを始めます

去年見てくれていた方々、今年初めて僕のブログを目にする方々、

少しでも楽しい募集期間のつまみにしていただけたら幸いです。

 

それではみなさん楽しんでいきましょー!

(毎年締め切りが近づくにつれて絶望感が増してくるんだけどね、シルクさんは……)

 

 

 

そろそろシーズンも終盤ということで、2歳愛馬勢のまとめ

春先までみんな順調で、例年になく進み具合も早くめっちゃ期待していた今年の出資2歳勢。

それでもここまで勝ち上がったのは1頭のみ。2頭は大きな頓挫を味わい苦しい状況。

馬は難しいね。思うようにいかないもんだ。と今さらながら味あわされていたり。

 

というわけで、だいたい各馬の状況も固まってきて

ここらでこの世代の勝負の来年への展望をそれぞれ書き記しておこうかと。

みんながここでの僕の期待を上回ってくれればいうことないんだけど、まあそうそう上手くはいかないよね~

 

では、

まずは唯一すでに勝ち上がりを決めているこの世代のエース候補スイープセレリタスから。

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6月生まれとは思えぬ初夏のデビュー戦からしっかりと2歳シーズンを過ごしてくれて僕にとってはそれだけで感無量。もうある程度満足していたりもするw

さらに使うたびに馬も相当良化してきており、東京芝2歳マイル戦としては近年でも屈指の好内容で難なく勝ち上がった前走からも明らかな進歩があるというだけで、弥が上にも期待が高まりまくってしまう。

次走は年内。一応公式には中京こうやまき賞を目標にという形だが、おそらくG1のJFにも同時登録することになると思われる。

ここまでは極めて順調。年内どちらを走ることになるにせよどんなレースを見せてくれるか楽しみでしょうがないし、来年は一生に一度のクラシック出走を目指すような歩みで更に喜ばせていただきたい。

とにかく無事にいきますように。。。

 

続いてハリスホーク

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これは募集時の歩様の印象、特に後肢のバネ感が良くスイープセレリタス同様それを決め手に選んだ馬だった。

日本で未知数な父の血、持ち込み馬、大型とニジンスキー風味の強い上体のラインからくる見るからに緩そうな部分とか、気になる面もなかったわけではないが、それでもこの血統でこの捌きができるなら日本の芝でも大丈夫なはずだという自信はあった。

思いのほか早くから始動できたし、速いところを乗った動画の動きからは安心感しかなく、デビュー前の追い切り動画からも将来大きなレースを走る姿を想い描かずにはいられないくらい期待感は高まっていた。

実際、新馬戦では3着に敗れはしたけどパドックで「牛かな?w」と思わずもらしてしまったユルッユルぶりから繰り出されたあのアクション。近い内の勝ち上がりを信じて疑わなかった。

2戦目への追い切りは1度使った大型馬らしい大きな上昇具合を見せつけられ、パドックでも明確にグッと良くなってきていて、本当に期待しかなかったんだけど、

返し馬後、まさかの出走取り消し……。

めちゃくちゃヘコんで、あんなに心ここにあらずで仕事してたことなんて数年ぶりだったねw

一応大きなケガなどはなく、ひとまず骨瘤が原因かな? という形にはなっているが実際しっかり乗り出してみないとまだ安心できない。

能力は間違いないけれど、レースを走れなければ意味もない。

なんとか何事もなく2月の東京あたりを目標に進めていけますように……、今はそれだけを願ってる。

(口数もわりと突っ込んでるので、頼む。本当にw)

 

3頭目は今週も走ったサンサルドス

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 この馬はまあだいたいが三振かホームランかというオルフェーヴル産駒の中でも、押さえるところはしっかり押さえてある配合馬としてバットを短く持ちながらもヒットの延長がホームランになればみたいなスケベ根性で買いを入れた馬。

まあ戦力的に牡馬が欲しかったのと、この世代僕の実績でほぼほぼ獲れるであろう枠内

できっと安定して走ってくれるはず。ってとこからの出資なので丈夫に息長く屋台骨的な活躍をという思いが強い。我が軍的にはヴィッセン御代の後継者的な期待がある。

ただでさえ晩成よりのオルフェ牡馬な上に、緩さの残りまくる大型馬ながら非常に順調な育成時代を過ごせデビューはまさかの6月。

さすがにまだまだだね。以上の結果は出せなかったが、そこからゆっくり造り直して今週で3戦目、6着→4着→2着と相手関係もあるにせよ走るたびに陣営のコメント通り馬もしっかりしてきてレース内容とともに結果が付いてきている。

できればもう1戦、年内の中京戦にでも使えればなという感じで考えているけど、まずはレース後を無事に。

馬自体まだまだまだまだ奥はあるはずなので、なんとかあの手この手で(ダート使ってみても良いんじゃないかとも思ってる)春までに勝ち上がれれば末永く楽しませてくれるはず。

1年後、逞しく育ってくれていると嬉しいな。

 

ここまでがデビュー済みの組。

そして年内デビューを予定しているのが2頭。

 

まずは弥が上にも期待高まるスイートセントが来週デビュー。 

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地味な栗田厩舎。なんといってもワークフォース産駒。順調さを欠いたりクラブでイマイチ結果が出せていなかったヒカルアマランサス。まあ人気薄要素てんこ盛りで実際1次募集でも余った本馬。でもね、個人的には募集時から結構自信あったんだよ。

少なくとも今年の1歳含めシルクに出てきたヒカルアマランサスの中ではデキだけなら1番だったと思う。

配合形の良さはもちろん、アマランサスにしては骨格バランスも捌きも良くて、ワークフォースの癖にバネがあってという「実は掘り出し物じゃね?」が感想だった。

結構『ワークフォース産駒っぽくない』というニュアンスで現場からの誉め言葉も聞こえてきていた。

どんだけマイナスイメージなんだワークフォースw

これであとは肉付き良くなってくれば……ってところで暖かくなってグンと上昇。

夏場あたりからマジでイケるんじゃね? と思えてきたね。

デビュー戦驚きのルメール確保。実際今のところ調教の動きも上々で、なかなかスピード感あるピッチの利いた軽い走りを見せてくれてる。

確かにワークフォースっぽくないw

なんといってもこの時期の牝馬限定府中芝マイル戦デビューだからね。相手も揃うはずで、力試しにはもってこい。特に癖のあるタイプでもなくルメール鞍上とあっては言い訳もきかない。

僕個人の意見としては本質的にはマイルがギリギリなんじゃないかな? とも思っているので

いい意味でひっくり返りたいけれど、悪い結果でひっくり返る準備もできているw

とても楽しみな来週のデビュー戦。順調にレースを迎えられますように。頑張れ。

なお、我が軍通算でのルメール神との相性は以下に。

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5頭乗ってもらっていて15回騎乗の計5勝。勝率.333の掲示板率9割超えとはさすがである。安心感ハンパない。今回もオナシャス!!

 

ヒンドゥタイムズ

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どこも悪くなく頓挫も何もなくとも、ゆっくりゆっくりじっくり進められてきた本馬もようやくデビューが見えてきた。こちらは12月の阪神開催あたりを目途に今週入厩している。

地味すぎて存在を忘れられているかの如く8月を最後に調教動画の更新もなく、ゲートで一度入厩した時もまともに厩舎で時計を出されることもなく即合格からの再放牧だったもんでタカシからの感想コメントも特に出ずという、なんかすげえ不憫じゃない? というポジションの馬。

近況コメントひとつにしても具体的に触れることがまあ無いため、今どんな感じになっているか全くもって把握し様がないのよねw

近3ヶ月間がすっぽり抜け落ちていると言っても過言でない。

こういう馬を持っていると、やっぱり見学行って直に自分の目でも見てきたりしたいよなあとあらためて思わされるなあ。

この世代の出資馬は僕が最も重要視する配合面はもちろんのこと、選ぶにあたっての馬の見方もだいぶ掴めてきたつもりだったからデキそのものを同じくらい大事に選んだつもりなんだよね。

その中でもこの馬だけは別に何も感じなかったけど出資を決めた馬だったりする。

いうなれば可もなく不可もなく。

特にどこも悪くないハービンジャー×ディープインパクト配合の牡馬ならほっといてもそこそこ走るはず。しかも安い。とりあえず買っておこう。みたいな。

まあこれだけだとちょっとアレやけど、ディープ肌のハービンジャー産駒は絶対走ってくるはずという自信はあったしそのうえNureyev持ちでもあったから、配合面ではある種の確信をもっての出資でもあった。

当時は小柄だったけど産まれも遅めで尺と横見からして中型までは育ってくれるイメージできたし、ノーザンダンサー濃いめだから仕上がりきらない懸念もなかった。

「ひょっとすると」くらいの期待はもちろんしていたからこそ結果的にこの世代では一番の口数を放り込んでしまったんだよね~w

前述の通り正直まだまともな時計も出されてなくて、具体的なコメントももらえてないためどのくらいの感触なのかもまったくもってわからない。

これからデビュー予定まで1ヶ月ほど、果たして期待感は高まるのか萎むのか。

最低限格好は付けてくれる(勝ち上がり)くらいのモノはあるはずだと思ってはいるけども。さて。

 

最後に、『まさか』という状態のアーティファクト

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正直いって経験上かなり厳しい状況だと思う。

ほんと『まさかこの馬が』である。

募集時点でデキだけなら名繁殖アンティフォナの産駒たちの中でも出色だった。

完成度もうかがえて、牧場側としてもかなり早い段階から早期デビューを視野に入れられるくらいには手ごたえがあったはず。

これまで僕が出資してきた馬たちの中でも前肢の捌きの滑らかさならダントツだったし

全体的なバランスも申し分なく、一番の安牌だと思っていたよ。

今もって原因不明な頓挫があり確かに大事な時期に数か月まともに乗れなかったけれど、それにしても良くなってこず育成側のトーンも上がらない。

そのままひとまずゲートだけでもと入厩させてみると今度は古賀先生からそれすらまだ無理だとダメ出しをくらってしまう。頓挫以来トモがまるで良くなってこない。

これは完全にあかんやつ、である。

空港からは半ば追い出された形でもあるが、天栄に移って果たしてどういうニュアンスのコメントが出てくるか……不安でしかない。

仮にここから順調に良化してくるとしても結局ゲートもまだでスケジュール的にはかなり遅れるはず。少なくとも新馬戦のある間には間に合わないと考えていた方がいいね。

まともでさえあれば、すぐ勝てるはずの馬だけど、どうなるか…

馬はわからんな。本当に。

本日の愛馬結果と11月の動向アレコレ。

まず本日の結果。

サンサルドスは惜しくも2着だった。


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断然人気のヴァンケドミンゴにあっさり勝たれたのはまあしょうがないとして、さすがにここまで相手レベルが落ちたならそろそろ勝負になってもらわないと……

という状況でのレースだったので不安半分で見ていたがパドックの様子でまずひと安心。

3戦目でだいぶ馬体も引き締まってきて気持ち的にもいい感じになっていた。これなら大丈夫って思った。

さて、レース内容としては、

スタート遅れるのは想定内。それでもちょっとこの少頭数にしては終始外々回り過ぎたかな?

このレースラップならもっとはっきりと捲りに行っても良かったと思う。そこは中途半端だったね。

それでもラスト最後まで脚色しっかりで2着まで上がれたし、この感じならローカル使っていけばそのうち何とかできるだろう。

問題なければ次は中京希望。

まずはレース後何事もありませんように。

 

 

 

もう1頭の出走馬、ネームユアポイズンは昇級戦を7着。

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関西への輸送もあって久々のマイル。戦前から色々と不安点もあったものの結構期待も高かったポイズンのレース。

案の定レース前からかなり気が入っているようにも映ったがこれくらいなら許容範囲内だったかな?

レースでも1400だったら動いていたようなタイミングでちょっと行きたがったりもしてたけど、まずまずの内容と言っていいかと。

ラスト2ハロン11.1-11.3のレースになってしまったから、折り合い最優先のこの馬にとっては今の馬場で最後まで内々を走らされた事もありなかなか厳しかった。

それでも形になった方だから、そんなに悪くもない。

一息入れて次どうするかだけど、ひとまず当面1400メインで使っていくのが良いかと思う。

 

日曜日にもアズールムーンがスタンバイ。

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3歳シーズンからは精神的な脆さが前面に出てしまっていて殆どまともなレースができていない。今回はじっくり造り直してきて調教の動きからもかなり良化は見られる模様。

とはいえ斉藤誠師のコメントは色々と半信半疑w

やっぱり走ってみないとね。

いよいよ新潟1000mを試せるタイミングかと僕は考えていたけど、そこをスルーして福島のダート1150mを選んできた。相手関係のこともあるのかもしれないが、ちょっと裏目に出る気しかしないのも事実。さて、どうなるか…

 

 

さてさて、ここからはその他の出資馬たちの動向を。

当初この10月最後から11月いっぱいで3歳以上の出資馬はほぼほぼみんな走ってくれる予定だったのだけど、

エビ、エビ、返し馬終えてから取り消し、とかなんとか悲しい出来事が立て続けに発生し、すっかり意気消沈させられてしまってたわけで(´・ω・`)

今週はうちのエース候補キャンディケインにも2度目の骨折が判明し(この馬に関してはこれくらいの頓挫は当然起こると見越しての出資ではあったが)

レースを目前に控えていたバラダガールも最終追い切り後に鼻出血をまたもや発症。がっくり。戦線復帰は早くても春を迎える頃でしょうね。

さらに屈腱炎を発症したうちの1頭カリンバの引退も決まってしまい

夏以降せっかく全体的に良い流れできていたのに、一気に何とも物悲しい年の瀬を過ごすことになってしまいそうな展開に……

 

どうにかこの悪い流れを断ち切ってもらいたい愛馬たちの今後の予定を書き起こし、自らのやる気を無理やり引き出しておこうという次第。

先週惜しくもハナ差で待望の2勝目は逃したもののグラドゥアーレ2着には正直ほっとしたのでこのまま我が軍全体的に上向いていってもらいたいところ。

まず来週、

昇級戦を迎えるマルーンエンブレムが日曜東京芝2000m戦へ菜七子との名コンビを維持して向かう。

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ここまでの追い切りの感じからすると正直あんまり状態良さそうにも思えないのだけれど、今回は驚くほどやたらと入念に追われまくっており、少なくともこれまでの中間では一番負荷をかけて挑むレースになる。おそらくここを終えれば最低でももう次は2月の府中あたりまでは休ませる腹積もりだろうからいい結果が欲しいね。

個人的に、僕は今でも大箱左回りよりは福島や中山みたいなコースの方が性質上合ってると考えているけども。

前走が期待を軽く上回る鮮やかさだったこともあり、どれくらい通用するか純粋に楽しみにしてる。

そして2歳からはスイートセントのデビュー戦。

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こちらは土曜日の東京芝1600m牝馬限定戦で驚きのルメール鞍上となる。

調教の感じからは素直に期待できそう。それでもここは条件的にもかなり相手関係が揃うだろうから、まあ期待しすぎないように期待しとく。

目指せワークフォースの代表産駒w

11月最終週にも2頭がスタンバイ。

ヴィッセンはアクシデントで北海道戦を回避して以来の復帰戦。

状態としてはかなり良さそうで芝の長めを選ぶようになってから結果も安定しているのでここはいきなりから好結果を期待したい。なんとかもう1つ勝つところが見たい!

イストワールファムも昇級準オープン戦を迎える。

走り慣れた東京芝1800m戦でもあるため昇級戦&混合戦とはいえ大崩れはないだろうが、とにかくスタートやね。

ペース的にこのクラスの方が合うだろうしこれも期待は大きい。頑張って来年が楽しみになる良い内容と結果を見せて欲しい。

 

★番外編として地方で追試なうなカラレイアの動向も。

やっと状態も安定してきて、いよいよ11/16に名古屋での初戦を迎える。鞍上は岡部。

年内2勝でサクッと戻ってきてくれ。

このまま終わっていい馬ではないはずなので中央復帰を本当に祈ってる。頑張れ。

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とにかくみんな無事に。ほんとお願い。