楽しいカオスを作るのは、楽じゃない

リバプールFCに狂い、サラブレッドを愛し一口馬主で悪戦苦闘するオタクが、今世のカオスに身を沈めながら「みんなもこっちに来いよ」と足を引っ張りたがるブログ

シルクホースクラブ愛馬情報。 1歳馬近況更新きた! ベッラレイアの17 マンビアの17 ティフィンの17

シルクホースクラブ2018年1歳馬募集オーラス 1次の結果と出資確定馬のご紹介&2次募集へ向けて - 楽しいカオスを作るのは、楽じゃない

 

シルクホースクラブ2018年1歳馬募集 1.5次~2次スタート 1頭追加出資したけど、既にもう殆ど開店休業状態だよねw - 楽しいカオスを作るのは、楽じゃない

 

まずは1.5次で追加出資したティフィンの17から投下!

2018/09/01 <近況>

在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来 Yearling担当者「8月16日に育成厩舎に移動するまでは夜間放牧を行いながら、鞍を付けて馬房内で人が跨がるまで馴致を行っていました。おとなしく人に従順な性格でとても扱い易い馬なので、育成厩舎でも乗り手の指示にしっかり応えてスムーズな調教ができるでしょう。馬体も日を追うごとに成長を見せ馬体重が増加し、しっかりとした筋肉が付いてきて一歩一歩の歩様にも力強さを感じさせるようになってきていました。すでにノーザンファーム早来でもロンギ場での馴致を行っているようですが、今後の成長がさらに期待できますし将来性豊かな一頭です」446kg

(数少ない売れ残り馬へのコメントらしく褒められております!w)

 ちなみに前回の更新でもめっちゃ褒められてたよね!

earling担当者「ここまで大きなアクシデントもなく、順調に夜間放牧を行っています。性格は少し神経質なところがありますが、大人しく人に対して従順なので、とても扱い易いタイプです。体幹が強いので動きにブレがなく、一歩一歩が非常に力強いですね。ツアー時も3日間を通してキビキビと歩けていたように状態は良さそうです。また馴致に関しても順調そのもので、現在は鞍付けをスムーズに行っています。父産駒の代表馬になってくれる器ですので、この先も神経質な点が悪い方にいかないよう気をつけていきます」429kg

 

実は凄い馬なのかもしれません! 出資してくれるお仲間さんまだまだ募集中です!w

今回これが、

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こうなった。↓↓

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しっかり成長が感じられて好感。

 

ではお次、ベッラレイアの17

2018/09/01 <近況>

在厩場所:北海道・ノーザンファームYearling 担当者「放牧地で発生した虫の影響で夜間放牧が出来ない時期が数日ありましたが、現在は夜間放牧を再開しています。虫が多いと走り回ってしまって、一晩で体重をかなり減らしてしまう場合があるので日中放牧にして馬の体調を維持することを優先していました。放牧時間を切り替えたことで影響を少なくできたので、コンディションを落とすことなく順調に成長することが出来ています。洗い馴致の方も順調で、大人しく洗えています。近々、育成厩舎への移動に向けて鞍付けの馴致を始める予定です」432kg

なお8月分は以下

在厩場所:北海道・ノーザンファームYearling

Yearling担当者「夜間放牧に加え、週3~4回ウォーキングマシンでの運動を45分行っています。その効果で馬体にも良質な筋肉が付き、牡馬らしい力強い体付きへ徐々に成長しています。ただ、馬自体は幼いところは残しているのでそこが変わってくれば楽しみですね。馴致は洗いの練習を行っており、今では一人で洗えるようになっています。学習能力に優れたものを感じますね」430kg

 

夏を越してもうちょっとグッと体重増えてくるかなと思っていたけど、まあ画像を見て納得。まだまだ途上も途上ですな。

これが、

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こうだからねえ↓↓ うん。まだまだ。

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この馬はどんなフォームで駆けるのか。動画の更新が始まる時期が今から待ち遠しい。

 

最後は紅一点マンビアの17ちゃん!

2018/09/01 <近況>

在厩場所:北海道・ノーザンファームYearling Yearling担当者「引き続き順調に夜間放牧を行なっています。伸びのある馬体はそのままに雄大さをも感じさせる馬体に成長してきており、この馬の完成形がどうなるのか、今から楽しみで仕方ありません。放牧地でもスラッとした脚を余すところなく使って、大きなフォームで元気に走り回っています。現在、厩舎では洗いの馴致と並行して鞍着けの馴致を徐々に行なっていますが、手を煩わせることもなく次のステップへと順調に進んでいます。本馬の学習能力の高さを再認識せずにはいられません。半兄が先日の新馬戦を快勝したことで本馬への期待もさらに膨らんできましたし、今後も育成厩舎への移動に向けて準備を進めていきたいと思います」470kg

なお先月分はこちら↓↓

在厩場所:北海道・ノーザンファームYearling

Yearling担当者「夜間放牧とウォーキングマシンでの運動を継続し、放牧地での活発な動きが目を引きます。群れの中でも負けん気の強さがどの馬よりも目立って見えます。馬体もこの時期にしては大きめのサイズで成長を続けており、脚がスラッと伸びて、全体的なバランスが良くなりました。また馬体の洗い馴致と背慣らしも進めていますが、すぐに一人洗いができるようになり、学習能力の高さを見せてもらいました」459kg

まさにダノンジャスティスのおかげで自信満々に褒められるようになっておりますねえw

なんだかんだいうても絶賛コメント出されるの、やっぱり嬉しいもんです。

先月がこうで、

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今月がこれですから↓↓

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 やっぱり無駄肉つきづらそうなアスリート体質っぽい。

あんまり大きく育ちすぎると脚が危なっかしい印象があるのは間違いないからして、このままいい感じのサイズ感とバランスを維持しながら成長していっていただきたいね。

 

そういえばキャロットクラブさんのカタログ届いたから検討始めたよ

じゃっじゃーん!

 

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親切丁寧でオシャンなカタログさんですねえ。シルクもはよデザインくらいどうにかしていただきたいのだけれど、ずっとあの変な路線で行くつもりなのだろうか…w

 

今週末はみなさんキャロットツアーで楽しそう!

でも天気悪すぎて大変だったりもした様子。それでもねー、キャロットさんはやっぱり現地でいっぱい見ておく甲斐あるよな~

シルクさんだと何とか獲れても1頭だけとかなっちゃうから、見に会いに行きたいのはやまやまなんだが変に感情移入しちゃうとあとが辛いだけなんだよなぁとかなんとか余計な雑念に邪魔されてしまうw

まあどうせ仕事休めないからツアー参加とかほぼほぼノーチャンスなわけですが。

毎年、今年こそ……って意気込んだりはしているのだけどね、如何ともしがたし。

 

さて、さすがに僕が全頭レビューをやる意義も感じられないから

キャロットさんに関しては一部の「これはっ!」という馬たちと

現実的に一般抽選とか新規でもワンチャンあるかも……なラインの馬たちを

ざっとリストアップして書き残しておくことにしておこうと思う。

プレミアリーグ2018‐19シーズン 第4節 リパプールは薄氷の勝利ながらも開幕4連勝を決める! 感想

さきほど終了しましたプレミアリーグ第4節アウェイでのレスター戦。

結果は2-1で勝利。プレミアリーグになってからリバプールは初めての開幕4連勝を決めました。

どうしてこれで勝ててしまったのか? という他なく、なぜかわからんが結果的に勝っていた。みたいなポルナレフ感のある日本語で形容したくなる1戦だったw

もちろん色々と要因はあるのだろうけれど、ひとまずゲーム内容を振り返っておこう。

まずは今節のスタメン。

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ヘンダーソンがスタメン復帰して、どちらかが外れるのだろうと思われていたミルナーおじさんとワイナルドゥムが両方先発。ということで今季のリーグ戦で初めてナビ・ケイタがベンチスタートとなりました。(まずここ重要)

なお相手のレスターは累積の関係でエースのヴァーディーが欠場です。(これも重要)

そしてキックオフがお昼の12時半からというランチタイムゲームです。(非常に重要)

 

本日のリバプールの試合内容がそれはそれは酷かったこと。そしてなんかよくわからんが勝ててしまったのもだいたいこの3点から説明できると思っている。

 

序盤から好調さを披露するレスター。イマイチ不安定なリバプール。という展開が続きとにかくボールが落ち着かなかったリバプール。

そんな中ロバートソンの強引な突破からマネが一刺しで先制できたことは結果的に値千金の仕事となった。

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それでも流れは変わらず、徐々に好形のアタックを重ねていくレスターとは対照的に思うようにボールを保持できず防戦一方になっていく。

失点は時間の問題かな? という空気ではあったもののなんとか耐えられたのはひとえにアリソン、ダイク、ゴメスの守備ユニットの力。

そんな中、前半アディショナルタイムにCKからフィルミーノの今シーズン初ゴールが決まる。ゲームの流れと関係なしに最高の時間帯にゴールを奪えたことも幸運という他なかった。

Liverpool FC on Twitter: "GET IN BOBBY!!! 💪… "

 

前半の内容から理解できる大きな問題点は明らかな機能不全を起こしていた中盤でした。

ヘンドを底に据えたことでこれまで非常に流動的かつ効果的に機能していたミルナーおじさんとジニの動きが自然と抑制されてしまい、もっと問題だったのは今やリバポのストロングポイントの一つといっても過言でないアリソンやダイクからのハイクオリティなビルドアップにも蓋をするような形になってしまっていたこと。

おかげでボールを有機的にホールドできず、しょうがないから中盤スキップして飛ばすしかなく精度を欠いて相手の思うつぼの状況にはまってしまった。

 

別にヘンドを悪く言いたいのではなく、チームの構成的な問題なわけで

僕は前半はとにかく耐えて早いとこケイタを投入して機能性を取り戻そうと呟いていたりして、別にヘンドはそのままでも中盤どちらかをケイタに替えれば解決するのにってくらい楽観的に考えてもいた。

ケイタを入れるだけでプレスの質が上がり、ボールを奪えて、ボールをホールドできて、さらに効果的に進めることもできるようになる。とまあ本日の問題点が一挙に解消されるというお手軽解決策っぷり。

逆に言えば今季のリバプールのチーム戦術構成においてこのケイタが既にどれほど重要な存在なのかという点の証左でもあった。

要するにバックラインからのビルドアップが大幅なクオリティアップを果たしたことで、それをより活かしていくにはまずケイタが不可欠で、そしてアンカーがヘンドタイプでは詰まってしまう。という事実が明確に浮かび上がる試合になったわけね。

これはもとからだいたい想定できていたことで、だからたぶんクロップもファビーニョの公式戦デビューをここまで遅らせながら調整させているんだろうなってとこまで深読みさせられた。(きっと仮に現状のファビーニョをアンカーに置いても似たような事になるのだろうという意味で)

 

まあこのレスター戦に関してはサイドが押し込まれることも多くアーノルドとロボの機動力も上手く活かせなかったことも大苦戦の要因にはなったんだろうし、してやられたなあという意識の方が大きい。

そしてまあ、遂にリーグ戦初失点を献上するわけです。

まさしく献上だねっ!w

前節の時点でそのうちやらかすわ。とは思っていたものの殊の外早いやらかしw

とはいえスタイル的にありうる結果でもあるわけで、ある程度はしょうがないという気持ちもある。

というかまずバックパスの適当感がおかしいw

GKがアリソンになってからこういう雑で質もタイミングも悪い

バックパスも増えてきていたので、これを機に今一度気を引き締めてもらえたらいいかなと。

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このショッキングな失点後も劣勢は続いたものの、ケイタとシャキリという完璧な交代カードで秤をじわじわ戻しつつ最終ラインの強度を上げるマティプ投入でなんとかゲームを閉じ切ったリバプール。

こういう試合で勝ち点3を拾えた事実が何よりも大きいのでまずは素直に祝っておきましょう!

影のオーナー様もこの通り喜んでくれているので勝った勝ったで無問題なのである。

 

完全に1点モノのシュートブロックもあったし最後の砦として本当に頼もしさがどんどん増してきているジョーゴメスが今節の個人的MOMであります。

 ですよね~

 

それにしてもランチタイムゲームは本当にいつもいつも選手たちの動きが悪い。

なぜなのだろうか? クロップ以前も現在でも同じなのでまったく原因がわからん。気分的な問題か?w

先週の結果 マルーンエンブレムも新潟で500万下を見事勝利。菜七子と名コンビの予感

小倉競馬場から見守った新潟のマルーンエンブレムも見事に勝利してくれました~

この馬が活躍してくれると本当に嬉しいのです。

当たりが柔らかく軽量で乗れる菜七子ジョッキーとは相思相愛ですな。好騎乗でした。

 

8/26(日)新潟6R 3歳上500万下〔芝2,000m・15頭〕優勝[4人気]

五分にゲートを出ると無理せず、道中は10番手あたりからの追走、3,4コーナーで行きたがりましたが我慢させ、残り400mあたりから追い出されると、グングン脚を伸ばして先団をまとめて交わしさり、見事に2勝目を挙げています

藤田菜七子騎手「スタートは普通に切れたのですが、二の脚が付くのがゆっくりだったため、その後はリズムを重視して進めていきました。これまでは3,4コーナーで上がって行く競馬をしていたので、馬がそれを覚えていて、今日も勝負どころでは少し行きたがってしまいましたが、直線の長いコースということもあり、そこは何とか宥めていきました。直線では馬場のいい外目に出して追い出すと、しっかりと脚を伸ばしてくれて本当に偉いですね。走ることが大好きな仔で、返し馬や入線後もなかなか止まってくれないところがありますが、レースでは問題なく走ってくれます。力がある馬ですし、上のクラスに行っても頑張ってくれそうな印象を受けました」

 

小島茂之調教師「心配していた馬体重に関しては、維持して出走させることが出来て良かったですね。欲を言えばこの先、上のクラスで戦っていくためにも、勝負どころでもうワンテンポ動くのを待っても良かったとは思いますが、結果をしっかりと残してくれましたし良かったですね。調教ではフットワークが小さくなっていたのが気になっていましたが、レースでは伸び伸びと走れていて、菜七子(藤田菜七子騎手)も特に気にならなかったと言っていました。この後はトレセンに戻して状態を確認してから判断したいと思いますが、いったん放牧に出す方向で考えています」

 

この馬が活躍すると菜七子のおかげでメディアにたくさん取り上げられるのが嬉しいですねえw

菜七子、マルーンエンブレムを巧みに勝利へ導く!シルクRの米本代表「いいコンビになってくれたら」 : スポーツ報知

 

news.netkeiba.com

前日に金字塔打ち立てた菜七子がさらに記録更新 JRA女性騎手最多36勝目!/競馬・レース/デイリースポーツ online

 

そう遠くはない!?菜七子の勝利がニュースでなくなる日|日刊ゲンダイDIGITAL

 

この他にもまだたくさん。ありがたや。

できれば最多勝もマルーンだったら良かったのにw

ラップ 12.9 - 11.0 - 11.4 - 11.8 - 12.4 - 12.6 - 12.3 - 11.4 - 11.1 - 12.2  (35.3-34.7)

レース内容も申し分なかった。正直あんまり新潟が合うとも思えなかったし今回は内枠でもあったので、血統的にも信用に至らず馬券は豪快に切って買っていたw

ここは結構な好メンバーが揃い、ラップ内容を見ても500万としてはレベル高めの1戦だったと思うのでここを勝ち切れたのは自信になりますね。

スタートぼこっと出て焦らず進めながら3コーナーあたりからスムーズに外目に出していけたところで、小倉競馬場のモニターを眺めながら「勝てそう」と声が漏れました。

菜七子も完全にこの馬のことを掴んでいて、これは名コンビ誕生の予感ですねえ。

50キロの軽量で走れていることは忘れちゃいけないけれど、今後も楽しみな馬だ。

 

マルーンエンブレムはまず配合に惚れた馬できのう望田先生も触れてくれていましたが

名繁殖ブラックエンブレムにおいても彼女の血統配合の中で最もキモとなっている、Our Emblem≒ヘクタープロテクター2×2のLa Troienneを活かした配合の産駒なんだけど(マルーンの極端な小ささを感じさせない体幹の強さや肉付き、回転力を生む強靭さはおそらくここから)、上にずらっと並ぶ活躍馬たちにはそこを活かした配合馬がいなくて、配合形が一番好きだったしこの馬こそがブラエンの枝葉を広げていくべき馬だってくらいの勝手な意気込みがあったw

そして実馬を見てみるとこれがもう父のオルフェーヴルそっくりで。

オルフェは僕が2番目に好きな馬なのだけれど、骨格バランスから細かな所作まで本当によく似ていて惚れ惚れした。

オルフェーヴル | Stallions in Japan

Stallions in Japanという名馬・名種牡馬たちのウォーキング動画をいくらでも見られるありがた~いサイトでオルフェの動画を何度も何度も眺めていた僕としては

ブラックエンブレムの15のシルク募集動画は結構な衝撃で、なんやこれオルフェとそっくりやんけって無駄にテンション上がったもんだ。

 

せめて体重があと40キロだけあればなぁ(全然だけじゃないw)

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Stallions in Japa

Stallions in Japan

先週の結果 ジャックローズ選手は見事に復帰戦を飾る。鳥栖特別に優勝

半年ぶりの週末休みで勢い余って元気に福岡市内から自転車ロングライドで北九州入りした僕の意気込みを汲んでくれたのか、昨日は本当に愛馬も各ジョッキーも頑張って期待にこたえてくれた。感無量である。

というわけでジャックローズは見事に復帰戦となった鳥栖特別を制してくれました。

ハゲニキ本当に愛してる! 大好きだ!

 

8/26(日)小倉9R 鳥栖特別〔芝2,000m・13頭〕優勝[2人気]

まずまずのスタートを決めると、中団に取り付け、1番人気の馬をマークしながら追走します。残り600mを過ぎたあたりから徐々に進出を開始し、4コーナーで先頭に並び掛けると、最後は激しい追い比べになりましたがクビ差制し、約4ヵ月振りとなるレースを勝利で飾っています。

藤岡佑介騎手「1番人気の馬をマークする形でレースが運べましたので、競馬の組み立てはしやすかったですね。久々のレースとあって動きは少し重く感じたので、早めに動いていきましたが、追い比べをしっかり制してくれましたし、力のあるところを見せてくれました。手前替えは上手くないと聞いていましたが、岩田さんと友一(北村友一騎手)からレース前にジャックローズのことを聞いていたので、コーナーを回ったところで仕掛けるとタイミングよく替えてくれましたし、こちらが上手く導いてあげれば問題なかったですよ。イメージとしてはもっとハミを取ってグッと行くのかなと思っていましたが、スタートから出していっても折り合って上手に走ってくれました。2着馬も実績のある馬ですが、その相手をきっちり交わすところはさすがだと思いますし、休み明けでこれだけ走ってくれるのですから、次はもっといい脚を使ってくれそうですね。見た目より器用さがあるタイプなので、どのような競馬でも出来そうです。良い馬に乗せていただきました」

斉藤崇史調教師「ありがとうございました。プリンシパルステークスでは速い時計に対応することが出来ませんでしたが、充電期間を経て成長したところをお見せすることが出来ました。同じ日の未勝利戦で自厩舎の馬が勝ったのですが、その時は時計が速く、同じようなペースになると嫌だなと思っていたところ、案外落ち着いたペースになったことで、この馬のリズムで競馬が出来ました。藤岡佑介騎手も良いイメージで騎乗してくれたこともあって、手前も何とか替えてくれましたし、初騎乗ながら見事に結果を出してくれましたね。ジョッキーの話では『次はもっと良くなる』と言っていたので、トレセンに戻って状態が変わりないようであれば、このまま続戦させる方向で考えています」

 

正直戦前は不安の方が大きかった。まあ斉藤師も煽ってましたので。

当日の前半戦を肉眼で見ても「やっぱまだ馬場速いよなぁ…」って感じでなかなか拭えなかった。

実際にパドックでかぶりついて見ていても「良い馬だけどまだ緩々やなあ」という感想しかわかないくらい不安だった。

でも他の馬たちもここは血統的にも馬体の造りでも時計対応に限界ありそうな馬ばかりだったからさすがに何とかしてもらいたいとも。藤岡頼む! って気持ちでしたねw

レースラップ 12.8 - 10.9 - 12.5 - 12.8 - 12.2 - 11.7 - 11.5 - 11.5 - 11.7 - 11.8 (36.2-35.0)

前半ゆったりで後半持続戦になったこともあり少頭数も幸いして最初から最後まですべてがスムーズに運んだ。

やっぱり時計面に不安のあるタイプが多かったことで自然と持続戦が出来上がったような感じかな。ありがたかった。

現状緩さも手伝って坂のあるコースよりも平坦向きだし、この日は藤岡兄のエスコートなで完璧。

コーナー入りまでに脚を使って差を詰め、コーナーでは急かさず(この馬はコーナーで急かすとめんどいと言われてた)スムーズに手前も替えられ、内容としても申し分ないレースだったし、このレースを眼前でこの肉眼で見せてもらえたことにマジ感謝。さすがハゲニキ愛してる。

さて、問題なければこのまま続戦ということで、一度叩いて更に期待も持てるし、神戸新聞杯あるかな? たぶん出られるだろうし。なんにせよ楽しみですねえ。

 

1年ぶりの小倉競馬、また良い思い出ができました。

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先週の結果。 スイープセレリタスはデビュー戦5着

期待のスイープセレリタス。新馬戦は5着でした~

パドックから派手に魅せw さすがはスイープトウショウの子供だなと、たくさんの競馬ファンの印象に残せたことは良かったかな~

レース内容もなかなか見どころあったし、予想以上の緩々具合で出てきたので次はかなり自信持って見られそう。

 

8/25(土)新潟5R メイクデビュー新潟〔芝1,600m・16頭〕5着[2人気]

右側のみチークピース着用。まずまずのスタートを切ると、道中は5番手あたりからの追走、直線に入って勝ち馬を目標に追い出されると、最後まで差を詰め切れなかったものの、掲示板は確保しています。

池添謙一騎手「パドックでは結構尻っぱねをしていたので心配していたのですが、返し馬はスムーズに行えました。ゲートを出てすぐにスターターを見て、少し右に寄れてしまいましたが、道中は馬の後ろに入れれば上手く収まって走ってくれました。勝ち馬がすぐ前にいましたし、それを目標に追い出すと脚を使ってくれたので差し切れるかと思ったのですが、相手も迫ったら迫った分だけ脚を使い、最後まで差を詰め切れませんでした。6月生まれらしく、まだ全体的に緩さが目立ちますし、今日は素質だけで走っている印象です。本当に良くなってくるのはまだまだこれからだと思いますし、まずはこの時期に無事にデビュー出来たことを評価してあげたいですね」

調教助手「パドックでは尻っぱねをしたりして元気なところを見せていましたが、返し馬は問題なく行えていました。直線では差し切れるかなと思っていたのですが、捉えられそうで捉え切れませんでしたね。池添騎手も『まだ馬体が緩くて良くなってくるのはこれからですよ』と言っていましたし、今は無理をさせる時期ではありませんから、成長を促す意味も込めてレース後に直接ノーザンファーム天栄へ放牧に出させていただきました」

 

というわけでレース後は厩舎に戻らずそのまま天栄へ直行となりましたね。

ちょっとレースの感想というか振り返りをしておこう。

レースラップ 12.9 - 11.8 - 12.7 - 12.8 - 12.3 - 11.4 - 11.1 - 11.8 (37.4-34.3

まだ10キロ以上は絞れるんじゃない? って姿でパドックに出てきて豪快な尻っぱねも連発。

なるほどこれはカズヲ厩舎の1戦目ですね~といったところで、これで勝つようなら……とも思ったが、さすがにそんな上手くはいかずw

池添騎手も言ってるようにスタートは物見してフワッと出てしまい「あやっ?!」

しかし促せば即反応してスッと行き脚も付き良いポジションで落ち着いて流れに乗れていた。そのままレッドアネモスを目標に進めながら直線を向くとGOサインにグッと脚を使い、僕も「おっ、勝てるかも」って声が出た。

しかしレッドアネモスはさすがで並ぶところまでいけず。最後は息切れしたように外から交わされてしまい5着で入線、という結果。

テンのリカバリー力とラップがグンと上がって一番速くなったところで見せた反応と脚。

これだけでも十分な見どころだったし、6月生まれであの緩々な馬体だった馬のデビュー戦としてはある程度安心できる内容だったのではなかろうか?

翌日まで見ると今週の新潟芝は完全な外差し馬場でそういう面でも評価できる。

戦前のイメージからすると存外地味なレースだったかな? という気はしたが日曜日まで見終わるとあの勝ち方をしたレッドアネモスはやはり結構な馬っぽいですねえ。

 

さてスイープセレリタス。次走は順調に運べば秋の府中でしょう。次はどんな姿を見せてくれるのか楽しみにしてる。

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