楽しいカオスを作るのは、楽じゃない

リバプールFCに狂い、サラブレッドを愛し一口馬主で悪戦苦闘するオタクが、今世のカオスに身を沈めながら「みんなもこっちに来いよ」と足を引っ張りたがるブログ

シルクホースクラブ2018年1歳馬募集⑥ 最終的な全頭分詳細レビューを残しておこう。関東馬編 後半21番~。

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続いてそのまま募集番号21番以降の関東馬を一気に行ってみよう。

以下コピペ。

これはおそらくみーんなが最も気にする部分ではなかろうかと思うが、個人的にはもうシルクでは殆ど気にしないようにした。

理由は簡単、どうせノーザン様ならだいたいなんとかしちゃうから。

今のノーザングループにはそれだけのモノがある。ちょっとした内向やら外向やら個体独特の癖やら、ちょっとしたものなら気にしない。

あくまでもちょっとしたものに限る。血統的な特性とかはなかなか判断難しいけれど、構造レベルで大きな問題を感じるものはさすがに切る。

それはただのギャンブルだからそこに大金張れるほど僕は富豪ではないゆえ。

せっかくなのでランク付けて評価していきたいと思うんやけど、できるだけ細かく刻んどきたいな~って事で6段階評価にする。詳細は
AA - A - B - C - D - E 

順に、

AA まずOP重賞走るレベル、OPまでいけるかも、上級条件は固いやろ、まあ2つ勝てれば御の字かな、目指せ1勝、E 順調にたくさんレース走れるといいね。

かなりオブラートに包みつつニュアンス的にはこんなところで。

hearts-cry2.hatenablog.com

 


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21. スナッチドの17 B
スクリン相手でもさすがに主張が強いスナッチド母ちゃん。
こういう前がしっかり伸びるスナッチドは走るよね。横からの形もキャンディケインより良い。構造上スナッチド産駒は前が危なっかしい馬も多いけどバランス的にはこっちの方が前は安心できそうな感じ。
ただしこの馬の大きな問題は後ろ脚の方。後ろ脚を許容できるかどうかだけ。
個人的にはアウト判定。
もっと能力的な資質はもっと上まで望めるモノだろうが、そこまでもたないと読む。
牡馬らしくちょっと仕上がるのも遅れそうだしね。
ちゃんと走れるのなら。という前提での評価で。
 
22. ラトーナの17 B
ラトーナらしい体型体質。この母もさすがに主張が強いですねえ。
これも純粋にデキが良さそうな馬。
左後ろがちょっと気になるがそれ以外はなかなか好印象。
これもなあ、牡馬だったらなあという血統配合。
ブリランテ牝馬にどこまでの期待ができるかってところ。
 
23. カラヴィンカの17 C
おっ、なかなか良いじゃない。からの~なんだこの個性的な前捌きはw
おそらく日本中で同じリアクションをとった人が大勢いるものと思われる。
こういうのはギャンブル過ぎてわかりませぬ。
 
24. マザーロシアの17 C
全体的にまだ力が足りてない感じの動き。
造り自体は問題なさそうなだけに牝馬に出たのはともかく小ささが恨めしいね。
骨量や管囲や遅生まれを考慮するとまだまだ成長を見込めるだろうからガラッと変わってくる期待を持っておいてもいいのではなかろうか。
 

25. ウルトラブレンドの17 B
配合形そのものもこれまでの産駒たちよりもよく馬のデキもいい。そりゃ人気するよね。

ナスルーラクロス持ちのウルトラブレンドに、本馬はミスプロクロスもできてNever Bend持ちの、牝馬に出た。

ピサ産駒としてなかなか条件そろった馬でこれは手堅く走るだろう。

前脚がちょっと怪しいのとそもそもウルトラブレンドが信用できるかどうかだけかな。

ただディープでもベアインマインドみたいな馬が上限なのでピサで実際どこまでいけるのかは?

 

26.ボシンシェの17 A 

高いなあ。なんて思っていたが馬を見て納得。

後ろ脚のがに股感と両前繋ぎのクッション差異が気になるけども、動きを見ると値付け通り確かにデキそのものは良さそう。
ちょっと後ろが不器用そうだし前捌きにしてもやっぱりダートがベターなんじゃないの? というところではあるが
明らかな長所のある馬だけに短所とお値段をどの程度許容するか。
不当に不人気で残るなら考えよう。
 
27. レースウィングの17 C
グリッターウイングやハイドロフォイルの全弟にあたり配合面などの裏付けもしっかりある。たださすがにもう両親ともにご高齢であんまり期待するのもねえ。
とはいえこれはなかなかのデキ。
うまく運べればもうワンパンチあるかも。
 
28. ユキチャンの17 C
すげえ毛色。
配合も合うし動きもなかなか良いんじゃないか?
これならとりあえずペット枠で申し込んでもいいな……。くらいには思わせる。
 
29. エンプレスティアラの17 B

ディープ×クロフネなら牡馬に出でなんぼ。
胸前のコブみたいなのが気になりすぎて他が頭に入らないけど、なかなか動きは良いと思う。

あんまり見栄えがしないからかこれは盲点になっているのでは?

 

30. フィロンルージュの17 D

うーん、こういう脚長体型になりそうな予感はあったが、やっぱりもっとガチムチ感欲しかったなあ。

アイルハヴらしい中途半端感が否めなくてもったいない。
 

31. シャンボールフィズの17 D

まだまだ非力感ある歩様。前脚怖いしちょっとねえ。

うーん、小さくまとまってるという感じ。

 

32. シーヴの17 B

さすがCathryn Sophiaの全妹っていうデキ。

骨片トリオの一角だけどそこは特に気にしなくてもいいのでは。

ただもっと図太さを感じさせる馬に出た方が良かったのかも?

イメージより造りも歩様も軽いし万能型という名の半端モノになってしまいそうな気もする。

 

33. ポルケテスエーニョの17 B

ここまで後肢の挙動があんまりよく感じられない馬が多い中でこれは結構気に入った。
とはいえさすがにサイズが大きすぎる気がするなあ。
血統構成から滲み出る機動力というか小器用さをあんまり生かせない気はする。
フィジカルがついてくれば化けるかも。